DIYで庭を砂利敷きにしたいと思ったら、どれくらいの砂利が必要なのでしょうか?
「庭に砂利を敷きたいけど、何袋購入したらいいのか検討がつかない。」
「何となく買ってみたら、全然量が足りなくて困った。」
庭に砂利を敷こうと思ったら、必要な砂利の量を知ることが大切です。
量の目安が分かれば、砂利の値段がわかり購入する際に予算が立てやすくなります。
ここでは、下記について紹介します。
- 必要な砂利の量の計算の仕方
- 砂利の量を正確に測る理由
- 簡単にできる砂利敷きの手順
- 砂利の購入の仕方
砂利敷きは、コツさえつかめばDIY初心者でも簡単にできるので試してみてください。
1.庭に砂利を敷くならどのくらい?
必要な砂利量の計算方法
必要な砂利の量は下記の4つの手順で調べることができます。
庭によっては、正方形ではなく変形している土地もありますが、おおよその量を把握しておけば大丈夫です。
では具体的な計算方法を説明します。
(1)庭の大きさを測る
まず、砂利を敷きたい部分の面積を測りましょう。
砂利を購入する際は、土地の平米数を元に計算するので、最初に土地の面積を計測しておきましょう。
縦(m)×横(m)=平米数で計算します。
例えば、横2m縦3mの場合は2×3=6㎡(平米)となります。
(2)砂利の量を計算する
砂利を購入するときは、1平米あたり60~80kgを用意しておきましょう。
砂利は3~4センチ程度の厚みに敷き詰めるといいでしょう。
隙間なく余裕を持って敷き詰めるためには、1㎡あたり80kgで計算しておくと安心です。
【庭面積が6㎡の場合】
6㎡×80kg=480kg が必要ということになります。
(3)砂利の必要量早見表
ここでは砂利の必要量がひと目で分かる早見表を紹介します。
少ない面積でも、案外量が必要になるので知っておきましょう。
1㎡あたり80kgで計算してあるので参考にしてください。
1㎡・・・80kg
2㎡・・・160kg
3㎡・・・240kg
4㎡・・・320kg
5㎡・・・400kg
6㎡・・・480kg
7㎡・・・560kg
8㎡・・・640kg
9㎡・・・720kg
10㎡・・・800kg
2.砂利の量を正確に測る理由とは?
砂利の量を正確に測っておかないと、あとで困る可能性があります。
少なすぎて後で慌てて買い足すことのないように最初に必要量を正確に測っておきましょう。
ここでは砂利の量が少なくて困ること、多すぎて困ることを紹介します。
(1)砂利の量が少なすぎる場合
砂利の量が少なすぎると、下の地面や防草シートが見えてしまいます。
砂利が足りないからと、適当に敷いてしまうと見た目も綺麗になりません。
厚みがバラバラだと上を歩いた時に足元が安定せずにグラグラしてしまいます。
砂利は、年月が経つうちに雨で流されたりして量が減ってしまうものです。
すぐに補充できるように少しストックしておくことをおすすめします。
砂利が薄くなってきてから買い足そうと思っても、前の種類を忘れてしまったり、同じものが無くなっている場合もあるので、最初の購入時にストックしておきましょう。
(2)砂利の量が多すぎる場合
砂利は重くて場所を取ります。
砂利の量が多すぎると、保管場所に困ってしまいます。
正確に測らず大量に購入してしまったら、保管する場所もなくなってしまいます。
また、砂利はたくさん敷けばいいというわけではありません。
厚みがありすぎても他の部分との段差ができてしまうので、3cm~4cmの厚みで敷くようにしましょう。
3.誰でも簡単にできる砂利敷きの手順
では、砂利を敷く手順を紹介します。
砂利敷きにするときは、砂利の下に『防草シート』という雑草の生育を防止するシートを敷くことをおすすめします。
防草シートを敷くと、雑草処理の手間がなくなり庭仕事がとても楽になります。
防草シートを敷かずに砂利を敷いてしまうと、砂利の間から雑草が生えてきてしまうため、かえって雑草を抜きにくくしてしまうのです。
ここでは、防草シートを利用した砂利敷きの手順を紹介します。
【準備するもの】
・裁ちばさみ
・金槌
・メジャー
・固定ピン
・シャベル
・粘着テープ
手順1.雑草を抜き整地する
まずは、防草シートを敷く場所の雑草を抜き、平らに整地します。
雑草だけではなく石や枝などもシートが裂けてしまう原因になるので綺麗に取り除きましょう。
雑草はしっかり根本から抜いておきましょう。
またデコボコだと、防草シートが敷きにくいのでスコップで平らに整地しておきましょう
手順2.防草シートを敷く
次に防草シートを敷きます。
端から少しづつ防草シートを広げていくようにしましょう。
一気に広げてしまうと風でめくれることもあるので、少しずつ広げていきます。
手順3.ピンで固定する
次に防草シートがめくれないように金槌を使ってピンで固定します。
端の部分は、50cm間隔でピンを打ちましょう。
並べて2枚以上敷く場合は10センチ程度シートを重ねて並べるようにします。
シートに隙間ができるとその隙間から雑草が生えてきてしまうからです。
シートの重ねた部分はピンで固定した後、上から粘着テープで止めておくと安心です。
手順4.防草シートの上に砂利を敷く
最後に防草シートの上に好きな砂利を敷きましょう。
砂利は3cm~4cmの厚みになるように敷きます。
砂利にもいろいろな種類があるので庭のイメージに合わせて選ぶのも楽しいですね。
4.砂利の購入方法
「砂利を購入したいけどどこで買えばいいの?」
「重たくて運ぶのが大変そう。」
実際に砂利の量を計測したら、その量の多さに驚いた人も多いでしょう。
砂利は1袋10kg~20kgのものが多く、1平米でも80kg必要なのです。
砂利の重さを考えて上で購入先を考えましょう。
ここでは代表的な砂利の購入の仕方を紹介します。
(1)ホームセンター
砂利はホームセンターで購入することができます。
ホームセンターは種類は限られてしまいますが、定番の砂利は扱っていることも多いです。
何より実際に大きさや色味を確認してから購入できるというメリットがあります。
運搬には車が必須ですが、ホームセンターによっては購入品の運搬にトラックを貸してくれる店舗もあります。
自家用車がない人にも安心ですね。
(2)インターネット
砂利はインターネットで購入することができます。
インターネットなら砂利の種類が多いので、いろいろな砂利から好きなものを選ぶことができます。
砂利には、形や大きさ、色味などたくさんの種類があります。
自分の庭にどんな砂利を敷こうかと考えるのも楽しいですよね。
たくさんの種類から選びたいのならインターネットが便利です。
インターネットなら自宅まで配送してもらえるので、重たい砂利の運搬の心配もありません。
たくさんの砂利の写真も掲載されているので、イメージしやすいこともインターネット購入のメリットですね。
5.まとめ
庭に砂利を敷こうと考えているのなら、まずは必要な量をしっかりと測っておくことが大切です。
「購入してみたら、足りなくて困ってしまった。」なんていうことのないように、最初に調べておきましょう。
砂利の必要量が分かれば、インターネットで検索してみましょう。
インターネットならさまざまな砂利の価格が比べやすいです。
初心者でも簡単に砂利を敷くことができるので、砂利を敷く手順を参考にしながら試してみてください。
気に入った砂利を敷くだけで、庭の印象は大きく変わります。
簡単にできる庭DIYでお気に入りの庭を作りましょう。