思わず外に出たくなる素敵な庭は、家づくりの楽しみの1つですよね。
しかし、庭作りには思いがけない問題点も潜んでいます。
「素敵なお庭にしたいけど、雑草の手入れが大変そう。」
「どうしたら素敵なお庭になるのかな？」
ここでは、お庭DIYの初心者にもできる防草シートの使い方、選び方を紹介します。
防草シートを使うことで、雑草処理の手間がなくなります。
理想の庭造りのために、防草シートを有効活用しましょう。
１.防草シートを使う３つのメリットとは?
防草シートとは、簡単に言えば雑草が生えてくるのを防ぐシートのことです。
庭をお持ちの方が必ず悩まされているのが、雑草の手入れです。
抜いても抜いても生えてくる雑草に困り果てている方も多いのではないでしょうか?
防草シートを敷くことで、日光を遮断できるので雑草の成長を止める事ができます。
ここでは、防草シートを使うメリットを詳しく紹介します。
メリット１．雑草の手入れから解放される
防草シートを敷く１番のメリットは何と言っても雑草処理をしなくてよくなるということです。
日光を遮断する防草シートを敷くことで、雑草の成長を止めることができます。
雑草処理はとても手間がかかり、腰への負担も大きく重労働です。
範囲が広くなればなるほど、その負担も大きくなります。
防草シートを利用して、雑草処理の負担から解放されましょう。
メリット２．自分好みの庭を作れる
防草シートを利用すると、その上に砂利を敷いたり人工芝を敷いたりと庭のレイアウトを自分の思う通りに変えることができるメリットがあります。
防草シートを敷いただけだと、雑草の悩みからは解放されますがおしゃれな庭には程遠い仕上がりとなってしまいます。
その上に好きな砂利やタイル、人工芝などを敷くことで見違えるほど素敵な庭になることでしょう。
防草シートを敷くだけよりも、その上に砂利や芝を重ねることでより日光遮断効果も高まります。
家の周りをおしゃれにレイアウトできるのも防草シートのメリットです。
メリット３．手軽でコストが抑えられる
防草シートは土の上に敷くだけなので手軽でコストも抑えることができるというメリットがあります。
敷いている防草シートを外せばまた土の状態に戻せるので気軽に使用できます。
２.防草シート選びの５つのポイント
防草シートを選ぶにあたって抑えておきたいポイントが５つあります。
防草シートはホームセンターやインターネットで手軽に購入することができます。
しかし、様々な種類の防草シートが販売されているため、どれを使ったらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
防草シート選びで失敗しないためにも、敷く場所や素材を確認した上で購入しましょう。
ここでは、防草シートを選ぶ時のポイントを５つ紹介します。
ポイント１．構造で選ぶ
防草シートは織物タイプと不織布タイプの２つのタイプがあります。
織物タイプの防草シートは縦糸と横糸を織ったもので不織布タイプは織り目がありません。
用途にあった構造のものかチェックしましょう。
葉先の尖った雑草が生えている場合、織物タイプの防草シートだと葉先が飛び出してくるので、不織布タイプの密度の高い物を選ぶと良いでしょう。
ポイント２．遮光率で選ぶ
防草シートを選ぶ時は遮光率をチェックしましょう。
光を通してしまっては、雑草が防草シートの下でも成長してしまいます。
光にかざしてみて光を通さないものを選ぶか、製品の遮光率を参考にしてください。
ポイント３．耐用年数で選ぶ
防草シートは耐用年数をチェックしましょう。
せっかく苦労して敷いてもすぐに劣化してしまっては意味がありません。
防草シートに書いてある耐用年数をしっかりと確認しましょう。
ポイント４．密度で選ぶ
防草シートを選ぶ時は密度をチェックしましょう。
密度が低いと使用しているうちに雑草が隙間から育ってきたり、飛び出してくる恐れがあります。
織物タイプなら目の詰まったものを、不織布タイプなら圧縮された密度の高いものを選びましょう。
ポイント５．透水性で選ぶ
防草シートを選ぶ時は透水性があるかチェックしましょう。
砂利の下に敷く目的でも、水はけが悪いと水たまりができてしまいます。
水は虫の発生原因にもなるので、きちんと水を通すものを選びましょう。
一般的に家庭用の防草シートは透水性のあるものが多く扱われています。
３.庭のDIYにおすすめの防草シートベスト３
ガーデンステージの強力防草シートは、ランダムに交差した繊維なので、雑草の芽がシートを貫通することはありません！
適度な透水性があるので、雨水がシート上に溜まらず、地面へ雨水を透過させます。
厚さがあり頑丈なので、耐久年数は約10年です。
●GARDENステージ 【遮光性】強力防草シート 0.65mm 1m×10m
https://item.rakuten.co.jp/gardenstage/10000089/
● GARDENステージ 【遮光性】 強力防草シート 0.65mm 1m×20m
https://item.rakuten.co.jp/gardenstage/10000090/
●GARDENステージ 【遮光性】 強力防草シート 0.65mm 1m×50m
https://item.rakuten.co.jp/gardenstage/10000091/
４.防草シートを敷く手順
では、防草シートを敷く手順を紹介します。
防草シートを効果を最大限に高めるためには、きちんとした下準備が必要です。
少し手間だなと感じるかも知れませんが、完成後は見違えるように素敵な庭になりますよ。
ここでは、防草シートを敷く手順を４つのステップに分けて紹介します。
【準備するもの】
- 裁ちばさみ
- 金槌
- メジャー
- 固定ピン
- シャベル
- 粘着テープ
ステップ１．雑草を抜き整地する
まずは、防草シートを敷く場所の雑草を抜き、平らに整地します。
雑草だけではなく石や枝などもシートが裂けてしまう原因になるので綺麗に取り除きましょう。
雑草はしっかり根本から抜いておきましょう。
またでこぼこだと、防草シートが敷きにくいのでスコップで平らに整地しておきましょう。
ステップ２．防草シートを敷く
次に防草シートを敷きます。
端から少しづつ防草シートを広げていくようにしましょう。
一気に広げてしまうと風でめくれることもあるので、少しずつ広げていきます。
ステップ３．ピンで固定する
次に防草シートがめくれないように金槌を使ってピンで固定します。
端の部分は50センチ間隔でピンを打ちましょう。
並べて2枚以上敷く場合は10センチ程度シートを重ねて並べるようにします。
シートに隙間ができるとその隙間から雑草が生えてきてしまうからです。
シートの重ねた部分はピンで固定した後、上から粘着テープで止めておくと安心です。
ステップ４．防草シートの上に砂利や人工芝を敷く
最後に防草シートの上に好きな砂利や人工芝を敷きましょう。
人工芝を敷く場合は芝目の向きがあるのでその向きを揃えて敷くと仕上がりが綺麗になります。
芝生と芝生のつなぎ目をまたいでピンで固定しましょう。
砂利にもいろいろな種類があるので庭のイメージに合わせて選ぶのも楽しいですね。
５.実際の庭DIYを参考にしよう
玄関前のアプローチ
ガレージ脇スペース
玄関前
家の裏側
６．まとめ
庭のDIYには防草シートが欠かせません。
下準備は必要ですが、一度敷いてしまうと雑草処理の手間も省けてとても便利です。
庭のイメージに合わせて人工芝や砂利を組み合わせておしゃれな庭を作りましょう。
「自分たちでDIYするのは少し不安。」
「小さな子供がいて作業時間が取れない。」
そんな時は、庭作りのプロにお任せしましょう。
豊富な経験と知識のあるプロなら、安心して任せることができる上に、道具を揃える必要もありません。
自分に合った方法で素敵な庭を作りましょう。
