砂利と言うと駐車場の砕石や神社にあるようなグレーの玉砂利を思い浮かべる方も多いと思いますが、最近ではおしゃれな砂利がたくさん登場しています。
庭の雰囲気や好みによって砂利のカラーを選んだり、敷く場所によってサイズを変えたりして、おしゃれな庭を作ってみませんか?
こちらの記事では砂利の選び方やおすすめの砂利10選、DIYで砂利を敷く際のポイントなどをご紹介していきます。
庭砂利の選び方
まずは庭に敷く砂利の選び方からご紹介していきます。
どんな庭にしたいか考えながら選んでいきましょう!
雰囲気に合わせたカラーを選ぶ
庭の雰囲気やどんな庭にしたいかによって、砂利の色を選ぶのがおすすめです。
砂利の色を変えるだけで明るい印象になったり、落ち着いた雰囲気を出したりすることができます。
こちらは砂利の色ごとの与える印象や合う庭のテイストをご紹介します。
砂利の色を選ぶ際の参考にしてみましょう。
砂利の色 | 説明 |
---|---|
●白の砂利 | どんなテイストの庭にも合い、高級感を演出できる |
●黒の砂利 | シックな印象で和風の庭やアジアンテイスト、和モダンの庭におすすめ |
●イエローの砂利 | アジアンテイストの庭やナチュラル系の雰囲気に合う |
●ダークブラウンの砂利 | シックな洋風の庭におすすめで濡れると色が変わるのがポイント |
●ライトブラウンの砂利 | 明るい印象でウッドデッキやウッドフェンスとの相性抜群 |
●ピンク系の砂利 | 優しく温かみのある雰囲気で洋風の庭に合う |
●ブルー系の砂利 | 洋風・和風の庭にピッタリで落ち着いた印象を与える |
●グリーン系の砂利 | 薄いグリーンはさわやかな色合いでウッド製品との相性が良い |
使う場所に合わせたサイズを選ぶ
砂利を敷く場所に応じたサイズ選びも重要です。
砂利のサイズは2.5mmほどの小さいサイズから、8㎝以上もあるゴロっとした大きさのものまでさまざま。
用途にや場所で使い分けると、庭にメリハリが出たり実用性が高まります。
5~13mmほどの小さいサイズの砂利
5~13mmほどの小さいサイズの砂利は、人が歩くアプローチや家周り、庭園作りにおすすめ。
また庭石や置物を固定するのに、地面との隙間を埋めるのも小さいサイズの砂利が便利です。
2~4㎝ほどの中くらいのサイズ
2~4㎝ほどの中くらいのサイズは、駐車場の砕石としてよく使われています。
価格がリーズナブルで程よく頑丈、飛び石による車のキズも軽減できるのがこちらのサイズです。
庭のぬかるみを解消したい場合や人が立ち入らない部分の庭にも、こちらのサイズがおすすめです。
4㎝以上の大き目な砂利
4㎝以上の大き目な砂利は、ロックガーデンを作る際に使用することが多くあります。
また庭のアクセントツリーや置物の周囲にゴロゴロとした大きい砂利を敷くと、より存在感が引き立ちます。
木の幹の周りに使用する場合は表面をキズつけないよう、角が取れた丸い砂利がおすすめです。
玄関回りは防犯砂利
玄関の周囲や窓のすぐ下には、防犯性のある砂利を敷きましょう。
人が踏むと大きな音が出る防犯砂利は見た目が普通の砂利と変わらないので、おしゃれな庭を作りたい方にもおすすめ。
ただし音のなり方や音の大きさは商品によってそれぞれ異なりますので、購入前に店頭などでチェックすると良いでしょう。
ペットや小さなお子様がいる場合の形状選び
庭でワンちゃんを遊ばせる場合や、小さなお子様がいるご家庭では、砂利の形状にも気を付けて選んでください。
ペットは基本的に外でも裸足ですので、柔らかい肉球がキズ付かないよう、角の丸い砂利を敷いてあげると良いでしょう。
これはお子様が庭で遊んでいて転んだ際にも、けがを防ぐのにも有効です。
庭砂利おすすめ人気10選・価格比較
ではここで、おしゃれな庭におすすめの砂利を10種類ご紹介していきます。
価格などを参考にしながら、お宅に合う砂利を選んでください。
1、白い玉石
商品名 | 白玉石 |
サイズ | 20mm~30mm 20㎏入 |
詳細 | 清潔感と高級感のある白い玉石は洋風・和風問わず敷けるのでおすすめ。 庭のアクセントとして、植栽を引き立たせる役割もあります。 |
価格 | 2,380円 |
参考サイト | ガーデンステージ楽天店 |
2、大理石の白い玉砂利
商品名 | 白玉砂利 |
サイズ | 20mm~30mm 20㎏入 |
詳細 | 大理石の白い砂利。 洋風な庭にピッタリで、明るい華やかさを演出してくれます。 |
価格 | 2,380円 |
参考サイト | ガーデンステージ楽天店 |
3、大理石のピンクの玉砂利
商品名 | コーラルピンク |
サイズ | 20mm~30mm 20㎏入 |
詳細 | 優しいサンゴのようなピンクの色合いの大理石の玉砂利。 水に濡れるとちょっぴり濃く色が変わり、庭の雰囲気を変えてくれます。 |
価格 | 2,780円 |
参考サイト | ガーデンステージ楽天店 |
4、御影砂利
商品名 | 御影砂利 |
サイズ | 10mm~20mm 20㎏入 |
詳細 | 岐阜県産のマーブル模様が美しい砂利。 高級感があるので和風庭園に使われることが多い。 石質が固く車の重量にもよく耐えるので駐車場や防犯砂利としても使えると人気。 |
価格 | 2,480円 |
参考サイト | ガーデンステージ楽天店 |
5、砕石:茶色の砂利
商品名 | 岐阜県産クラッシュブラウン |
サイズ | 20㎏入 20mm~30mm |
詳細 | 雨に濡れると艶のある明るい茶色の砂利。 落ち着いた色合いでお庭をシックな雰囲気にしてくれます。 |
価格 | 2,680円 |
参考サイト | ガーデンステージ楽天店 |
6、砕石:黒色の砂利
商品名 | 砕石 黒 アッシュブラック |
サイズ | 20㎏入 20mm~30mm |
詳細 | 黒い色が美しい砕石は、駐車場に敷くだけでなく、玄関アプローチやロックガーデンにもおすすめ。 シックな色合いでお庭を落ち着いた雰囲気にしてくれます。 |
価格 | 2,980円 |
参考サイト | amazon石材販売店 スタイルストーン |
7、黄色の玉砂利
商品名 | 砂利 黄色 クラッシュイエロー |
サイズ | 20mm~30mm 20㎏入 |
詳細 | 洋風の庭やロックガーデンにはこちらの砂利がおすすめ。 グリーンを美しく引き立たせてくれるだけでなく、お庭をパッと明るく見せてくれます。 |
価格 | 2,980円 |
参考サイト | amazon石材販売店 スタイルストーン |
8、透け感がある石英:琥珀色の砂利
商品名 | アンバークォーツ |
サイズ | 5mm~15mm 20㎏入 |
詳細 | 天然の石英を砕いて作った透明感たっぷりの砂利。 ブラウンのグラデーションで庭をおしゃれに演出してくれます。 木製のエクステリアやグリーンとの相性も抜群。 |
価格 | 3,180円 |
参考サイト | amazon東海砂利株式会社 |
9、瓦チップ
商品名 | 瓦チップ |
サイズ | 5mm~10mm 15kg入 |
詳細 | 最近人気なのが不要になった瓦を砕いた再生砂利。 独特赤っぽい色合いで和洋問わず使えるほか、調湿効果や保水効果も期待できます。 |
価格 | 3,180円 |
参考サイト | AMAZON東海砂利株式会社 |
10、大きな石・割栗石
商品名 | 青砕石 |
サイズ | 50mm~200mm 20㎏入 |
詳細 | 静岡県産の輝緑岩を使用した青砕石は、ゴツゴツした形状からロックガーデンや坪庭、玄関周りにおすすめ。 和洋問わずどんな庭にも使用でき、落ち着いたイメージになります。 |
価格 | 2,680円 |
参考サイト | ガーデンステージ楽天店 |
おしゃれな砂利の敷き方
おしゃれな砂利をキレイに敷くには、いくつかのコツや敷き方があります。
DIYで砂利を敷くと業者に頼むより安く仕上がりますので、ぜひ挑戦してみましょう。
自分で行う簡単手順
業者が使うような専用の器具や道具が無くても、キレイに砂利を敷くことができます。
まずは砂利を敷く場所雑草や大きな石などを取り除いて、なるべく平らな状態に均しておきましょう。
これは地面に圧力を加えることで、中の空気や水分を押し出して砂利が沈み込むのを防ぐ効果があります。
ローラーなどの器具を使わなくても自分の足で踏み固めるだけでも、仕上がりが異なりますよ。
コツ
砂利を敷く前にはまず準備する砂利の量を計算します。
庭の縦横のサイズを計って砂利を敷く㎡数を求めます。
砂利のサイズや敷く場所によって変わりますが、一般的に1㎡当たり60~80㎏ほどの砂利が必要です。
この量が少ないと砂利を敷いたときに下の地面が見えてしまい、思うような砂利の効果が得られなくなることも。
敷いている途中で足りなくなったなんてことが無いよう、砂利の量をしっかり計算して準備しておきましょう。
砂利敷きする場所別:おしゃれな砂利の敷き方
砂利敷きする場所別に選んだ方が良い砂利の色やサイズが異なります。
庭のどの場所にどんな風に敷いたらいいのかの参考にしましょう。
水道周りの水はけ対策
日陰になりやすい北側の庭や、外水道周りの庭には水はけを良くするために砂利を敷くという方法があります。
使う砂利は2~4㎝ほどの中ぐらいのサイズで、水で濡れたり汚れが付着したりしても目立ちにくい色がおすすめ。
水道周りに砂利を敷いておくと雑草が生えにくくなるので、手入れの手間も省けます。
玄関回りの防犯対策
玄関回りには踏みしめると音が鳴る防犯砂利を敷いてみては?
特にアプローチや掃き出し窓の下に敷いておけば、人が通ったことが室内にいても分かりやすく、来客時にも便利です。
ホームセンターで比較的手ごろな価格で防犯砂利が手に入りますので、自分好みのものを選んでみましょう。
芝生と砂利のデザイン
もしお庭に芝生が敷いてあるなら、芝生の青々とした様子を際立たせるように白やベージュの砂利を使ってデザインしてみては?
芝生と砂利を交互に敷いて市松模様のように見せたり、芝生の中央に砂利敷きの通路を作ったりしても良いでしょう。
また場所によって砂利の色や大きさを変えると、コーナーごとに違った雰囲気を出せます。
タイルの隙間に砂利
タイル敷きの通路や飛び石を設置した隙間に砂利を敷くというアイデアもおすすめ。
土がむき出しになっているより洗練された印象になりますし、水たまりができにくくなります。
もちろん砂利の選び方次第では、庭をおしゃれに演出することも可能です。
便利アイテム・プラスαアイテム
砂利を敷いた場所の雑草を防ぐには「防草シート」が欠かせません。
転圧して平らにした地面に防草シートを隙間なく敷き、ピンなどで固定します。
この時シート同士が少し重なるように敷き詰めると、シートの間から雑草が生えにくくなります。
駐車場に砂利を敷く場合は、タイヤのわだちや歩いた部分のくぼみを防ぐ「砂利地盤安定材」がおすすめ。
樹脂でできた網目状の舗装材で、中に入れた砂利の移動や沈み込みを最小限に抑えられます。
砂利敷きしている一部分だけ固めたいという方は「砂利飛散防止スプレー」を使ってみましょう。
シュッとスプレーしたその部分だけ固めてくれ、ホコリの舞い上がりや雑草も予防できます。
ただしこの飛散防止スプレーが使えるのは比較的小さな砂利のみ。
砂利の飛び散りを防ぎたい時に便利です。
敷いた砂利はストックを用意
砂利は風雨や車のタイヤ、人が歩くことによって当初の量よりも自然に減っていきます。
最初に砂利を敷いた残りをストックしておくと、後から砂利を追加する際に便利です。
また新たに砂利を購入する際にも、袋に書いてある品名やサイズが分かるでしょう。
まとめ
庭をおしゃれにするのに便利な、カラフルな色や様々なサイズの砂利が手軽に購入できます。
庭のテイストや敷く場所によって最適な砂利を選んで、庭の面積に応じた量を準備しましょう。
タイルや芝生と組み合わせられますし、ぬかるんでいる場所やペットが遊べる庭にもおすすめ。
あなたなりのアイデアで、庭を砂利でおしゃれにしてみませんか?